ナイトフライヤー:シーズン1-2
※この記事にはナイトフライヤーの2話のネタバレを含みます!
1話の内容に関してはこちらです。
あらすじ
1話で脱走したF1であるセールがカール博士の仲間であるエンジニアの女性に接触を図ります。そのときに過去を読み、暴力的な過去があることが判明しますがF1とエンジニアはお互い黙っておくことを合意し、セールは植物園へと逃げ込みます。
植物園内にアガサとともにカール博士はセールを迎えに行きますが、警備の邪魔が入り逃してしまい、その結果としてセールは警備の銃を強奪し、植物園内に人質を取った立てこもりを行います。
カール博士は本当にセールが人を殺しかけたのかを調査しますが、その結果意識的に行動したことが判明。船長に報告に行きますが、船長や副官の協力もありその事実は隠蔽されます。そのときにナイトフライヤーの基礎設計は船長の母が行ったことが船長自身の口から語られました。
これで事態は落ち着いたかと思いきや、元からF1に対し良い感情を抱いていなかった警備の人間たちが別のエンジニアに虚偽の報告を行い、植物園内に無人機であるスパイダーボットを無断で侵入させようとします。
しかし原因不明のプログラムの書き換えが発生し、無人機が暴走。その結果警備の人間が無人機により殺されてしまいます。
時をおなじくしてセールは人質の説得もあり、人の心の闇ばかりを見るのではなく、光の面も見るうえ、能力の制御は自分で行うと宣言します。
そしてカール博士が今まで見てきた幻覚は船長からミッションの遂行を防ぐ力だと説明があり、暴走したスパイダーボットを船長命令で停止させたところで今回の話は終わりでした。
考察
今回の話の中で特に目立ったのはF1の力の脅威です。人のトラウマや過去を好き勝手に掘り下げ、それを表面化することで自分が直接手を下さずとも相手を殺せるというトンでもっぷりが描写されました。
まるでZガンダムでカミーユが勝手にハマーンの過去を暴いてしまった描写にそっくりです。
よくもずけずけと 他人 の中に入る!恥を知れ!俗物!*2
あの時ハマーンは相手を殺そうとするぐらい激怒していましたが、それを問う言った形で描写されるとニュータイプのトンデモっぷりがよくわかります。
この描写から、当ブログではF1の力をガンダムのニュータイプに置き換えて考察してみようと思います。
セールは今まで無理やり力を制御されていた強化人間状態でしたが、今回の話から自分で力の制御を行うニュータイプ状態への覚醒が起こりました。
これによりヴォルクリンとの対話が比較的スムーズにできるかもしれません。
劇中でヴォルクリンとF1の力は一緒という発言が出てきました。
つまりヴォルクリンは全員(?)ニュータイプであると考えられます。そして地球外生命体ということで地球人とは離れた倫理観を持っている可能性が大いにあり、劇中の描写から悪意なくナイトフライヤーのクルーを殺してしまう可能性があります。
ほかにも気になったのが船長の描写です。
今まではすべてホログラムによる姿の実現であったため、部屋間の移動はホログラムが消え、次の部屋に出現するという描写でした。しかし今回の最後のシーンのみ、歩いて出てきています。
そのため船長は最後のシーンのみ実体であったという可能性が出てきており、暴走を止めるときは肉声による停止が必要とされそうです。
これは船長の死亡フラグがたちましたね…。
そして船長の意志ではなくスパイダーボットが暴走しているような様子から、もしかするとナイトフライヤーのコントロール件は船長が握っているのではなく、母が設計したナイトフライヤー自身のAIなどが握っているのかもしれません。
前回の謎ワードのうち、ヴォルクリンに関しては詳細な説明がありましたがそのほかに関しては全くと言っていいほどわからないのでこれ以上の考察ができないので今回はこの程度にしておきます。
感想
自分は考察厨のケが若干あるのでとても面白くなってきました!
今後この考察の通りに展開するのか、もしくは全く違った風に話が展開していくのかとても楽しみです!このまま続けて視聴していこうと思います!